「10周年を迎えて感謝の気持ちが強くなった」w-inds.インタビュー前編
http://news.thetv.jp/article/28213/

「歌もダンスも、知れば知るほどゴールは遠くなる」w-inds.インタビュー後編
http://news.thetv.jp/article/28214/

 

「10周年を迎えて感謝の気持ちが強くなった」w-inds.インタビュー前編

2012年2月17日

昨年3月にデビュー10周年を迎え、記念ツアーやベストアルバムのリリースなど、精力的な活動を行ってきたw-inds.が、アニバーサリーイヤーのラストを飾るシングル「FLY HIGH」を2月22日(水)にリリース。新曲について、また、この1年を振り返った感想などをメンバーの橘慶太、千葉涼平、緒方龍一に聞いた。

――日本、アジアでのライブ、イベント、リリース…10周年イヤーはどんな1年でしたか?

龍一「めまぐるしかったけど、精力的に活動できて、勉強できたり、吸収できたことがすごくあっていい1年になりました。ライブの回数も多かったんですが、ライブは成功しても失敗してもいい経験になるので。あとは、10周年ということで久々の方にお会いする機会も多かったので、それもうれしかったですね」

涼平「1年通してずっとライブをやっていたなって気がするんですけど、その分、経験値が上がったなと思います」

慶太「二人が言うようにライブの本数が多かったので経験値も上がって、自分の中での課題もたくさん見つかりました。あとは、いろいろ考えるようになりましたね…ステージにおいて何が大切かっていうこととか。簡単なところで言うと、格好いい音楽をやりたいと思って始めたダンスミュージックだったので、これまで僕は“格好つける”ことに徹底していたんですけど、10周年記念の武道館ライブの時、“格好つける”っていうのを1回忘れて、“楽しむ”ライブをつくろうと思ったんです。それをやったことによって、ただただ格好つけるんじゃなく、格好つけるにも楽しい方や喜怒哀楽の表現もある。ライブは生き物だし、怒りや悲しみなどの感情が切り替わる瞬間は必要なんだ…とか、そういう答えが幾つも見つかってきた感じなんですよね。

――10周年記念の武道館公演が予定されていた直前に、東日本大震災が起こり、公演が延期に…ということもありました。そんな中でのさまざまな活動を経て、ファンの人への意識は変わりましたか?

龍一「ちょっと大きな話になっちゃうんですけど…。みんなが生きていて、僕らもw-inds.として活動していて、特に同じ時間を生で共有できるライブとか、そういうことが奇跡のようだなって感じます。10周年ということで余計にそういう気持ちが強くなりました。香港や上海でもライブをやると、言葉も文化も違う人たちが音楽を通して一つの空間で盛り上がって…そのたびに思うんですけど、人生において貴重な経験ですよね」

涼平「震災以降、僕自身も曲の聴き方、捉え方が変わったりしました。もうちょっとさらっと受け止めていた楽曲だけど、すごく染みるな、とか…。いろんな経験を通して、物事一つ一つの捉え方が変わったなと思います。そして、音楽って本当にすごい力を持っているなっていうのも感じました。あらためて、いろんな人にエネルギーを伝えられる仕事をしているんだなって思った年でしたね」

慶太「僕はこの1年で感謝をするっていう気持ちが強くなりました。ファンの人はもちろん、家族やスタッフ、いろんな人への感謝をするっていう。僕らがデビュー当初と今では違うタイプの楽曲をやっていても、それでもずっと応援してくれていて、見守っていてくれる、家族のような、母親のような…」

龍一「好きなことやりなさい、って(笑)」

慶太「(笑)。そう、そういうふうに見てくれている人を大切にしたい。ファンの人への感謝の思いはより一層芽生えました」

w-inds.インタビュー後編へ続く

 

「歌もダンスも、知れば知るほどゴールは遠くなる」w-inds.インタビュー後編

2012年2月17日

w-inds.インタビュー前半の続き

――10周年イヤーを締めくくるニューシングル「FLY HIGH」は、ポジティブで聴いていて元気が出てくる曲ですね。ボーカルもラップも聴きどころ満載です。

慶太「w-inds.の11周年に向けて、もっと羽ばたいていく、というイメージですね。決意が強い感じがあって、歌っている僕らも前向きになれるんです」

龍一「1曲の中に展開がいろいろあって、飽きない。いろんな驚きがあります」

涼平「僕と龍一くんのラップも細かいところまでこだわっているので、そこも楽しんでください」

慶太「今回の詞の世界観をどうするかっていう話し合いで、“11周年のスタートが切れるのは、みんなの支えがあるから”という思いを取り入れていこうってなったんです。そういう思いから“背中を押してくれたのは君”とかっていうワードが入っているんです」

――そして、ミュージックビデオは、昨年末に早朝から撮影したということですが。

慶太「思い出しただけでも眠くなります(笑)。でも、ダンスはめちゃめちゃこだわったんで、すごいいいものになってると思います」

龍一「ダンスは今までで一番いいと思いますよ」

慶太「立ち位置や手の角度、腰のかがみ具合にまでこだわったのは、今までなかったんです。もちろん今までも頑張ってきましたけど、ダンスのシーンに関しては、これはちょっとキテるんじゃないかって、撮っている時に思いましたね」

涼平「いつもは時間的な制限もあって、特に問題がなければ次のシーンに行きましょうっていう流れになることもあるんですけど、今回はそういうことがなかったんです。みんなの気持ちがそろっていたから判断も早かったんでしょうね」

龍一「31枚目のシングルですが、一番いいって言えるものができたと思います。衣装はシチュエーションに合わせて3パターンなんですけど、僕は気温3、4℃の中、シャツ1枚で踊ってるシーンがあります! シャツとサスペンダーとハットが僕を守る防寒具でした(笑)」

――では最後に、2012年はこんな部分を磨いていきたい! という抱負を教えてください。

龍一「去年1年の中で、w-inds.としての自分は成長もできたし、課題も見つかったので、その課題を一つ一つクリアして、より自分が納得できる自分になれるように磨いていきたい。基本となる歌と踊り、その二つは課題です、やっぱり奥が深いですね」

慶太「知れば知るほど遠くなるんです、ゴールが。近づくことはなくて、どんどん遠くなるよね」

龍一「そう。世界を見るとさまざまな素晴らしい人がいますからね」

涼平「だから、“さらに鍛える”ということしかないんですよね。あとは、常に“いつも通り”でステージに立つ! よく見せようとか、そういうことを考えるから、いつも通りじゃないこと(失敗)をやっちゃうんですよね(笑)」

慶太「僕は、最近、好きな海外のアーティストの映像を見ていて、これだ! って気付いたことがあったんです。その“あること”をことしのパフォーマンスにいかそうと思っています! それにしても、3年間おんなじ物見てたのになんで気付かなかったんだろう(笑)。何度見ても見落としている大事なことってあるんですよね…」

 新曲「FLY HIGH」をリリースするw-inds.。この写真はミュージックビデオと同じ採石場で撮影したそう 新曲「FLY HIGH」をリリースするw-inds.。左より緒方龍一、橘慶太、千葉涼平 

シングル「FLY HIGH」
2月22日(水)発売
【初回盤 CD+DVD】1600円 ※A、B、Cの3タイプあり/【通常盤 CDのみ】1000円
ポニーキャニオン

ライブDVD「w-inds.BEST LIVE TOUR 2011 FINAL at 日本武道館」
3月14日(水)発売
【初回限定生産盤】5800円/【通常盤】5000円
ポニーキャニオン

 


新曲「FLY HIGH」をリリースするw-inds.。この写真はミュージックビデオと同じ採石場で撮影したそう

 

 

新曲「FLY HIGH」をリリースするw-inds.。左より緒方龍一、橘慶太、千葉涼平

 

「10周年を迎えて感謝の気持ちが強くなった」w-inds.インタビュー前編
http://news.thetv.jp/article/28213/

「歌もダンスも、知れば知るほどゴールは遠くなる」w-inds.インタビュー後編
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