【專訪】w-inds. Oricon 專訪文字翻譯

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2015-07-10 デビュー15年のw-inds.、これまでの活動を振り返る(1/2)

 デビュー15年目に突入したw-inds.が、ニューアルバム『Blue Blood』を発売。これまで最先端の音楽を提示しながら、日本を代表するダンスボーカル・グループとして、第一線を突き進んできた3人。アルバムに込めた想いとともに、紆余曲折あった彼らの15年の歩みを振り返り語った。

15年経ってパフォーマーからクリエーターに近づいてきた

  • 橘慶太

    橘慶太

――アルバム『Blue Blood』は、現在のw-inds.を象徴する、これまた最高傑作といえる作品になりましたね。
橘慶太 前作の『Timeless』のときもそうだったんですけど、作品って自分たちが深いところまで関わると、こんなにも愛おしいんだって思いましたね。もちろんデビュー当時から愛情を持った作品をリリースしてきたのは変わりないんですけど、1曲1曲に対する愛情の度合いが全然違いますね。
緒方龍一 それまで自分たちができることといったら、アートワークを考えることぐらいでしたから。とくにデビュー当時は僕たちも子供だったし、大人たち、制作サイドとのせめぎ合いのはざまに置かれていた時期でしたし。
慶太 でも、今回は自分の持っているスキルもそうですし、アイディアもそうですし、すべてを出し尽くした感じがあるといいますか。それぐらい大満足のアルバムになりましたね。
龍一 15年積み重ねていくなかで、パフォーマーからクリエーターに近づいてきたのかなって。

――今作を作るにあたって、クリエーターとして意識したことは?
龍一 今作に関しては、基本的に、慶太が舵取りをしながら、みんなで話し合いながら方向性を決めていきました。
慶太 前作の『Timeless』を作ったときから、次はファンクを現代風にリバイバルさせた“ネオファンク”をコンセプトにしたアルバムを作りたいという構想があったんです。『Timeless』の延長線上にある「FANTASY」をシングルとして発売して、その次のシングルからは、ダンスがありながらも、ファンクの匂いをより感じてもらえるような楽曲を作っていこうということで、「In Love With The Music」をリリースして、そこから「Show You Tonight」「TIME TO GETDOWN」といったディスコやファンクナンバーを軸に、R&BやHIP HOPといったいろんな楽曲を織り交ぜながら、『Blue Blood』を完成させました。

――統一感がありながらも、多様性が感じられるアルバムですよね。
慶太 正直、聴いていて、こんなにもあっという間に感じられるアルバムって、これまでの人生で初めてってぐらい、流れと楽曲が絶妙で。
龍一 生音ムードは相変わらずで。

――聴き心地、抜群ですね。
千葉涼平 いや~いいアルバムだ(じみじみ)。
一同 (笑)

少年のような心でずっと歌を歌えるし、パフォーマンスできる

  • 千葉涼平

    千葉涼平

  • 緒方龍一

    緒方龍一

――3人が絶賛したくなるのも頷ける作品に仕上がってますが、制作作業もスムーズに進んでいったんですか?
龍一 おおむねスムーズでしたね。苦労したといえば、「The Right Thing」で、僭越(せんえつ)ながら、作詞に携わらせていただいたのですが、最初に僕が書いた歌詞があまりにも熱が入りすぎて、w-inds.への想いがあふれ出すぎてしまって、これはさすがに内々になりすぎでしょって(笑)。もちろんメンバーのことを思って書いたのは変わりないんですけど、その先に大勢の人たちがいるってことを想像しながら、改めて書き直したんです。誰にでも人生における岐路ってあると思うんですけど、僕がつねに大事にしていることは、チャンスをつかむことと工夫することで。そういう意味では、「The Right Thing」というメッセージは、僕がすごく大事にしているメッセージでもありますね。
涼平 この曲では、僕も歌詞を書かせていただいたのですが、僕は自分の中で思っていることに自分以外のことも加えて、前を向いていこうっていうメッセージを描いていきました。

――また「This is the Life」では、慶太さんが作詞を行うなど、今の3人の心情、伝えたいメッセージも今作を通して感じることができますね。
涼平 伝わったら嬉しいですね。でも、メッセージ云々というよりは、まずはサウンドを耳にして、単純に心地いいな~と思ってもらえたらいいなって。
慶太  現代のダンスポップミュージックを心ゆくまで楽しんでいただけるんじゃないかと。
龍一 全体的に軽やかというか、『Blue Blood』というタイトルを含め、ダーティーな部分をそぎ落とした洗練された仕上がりになっていると思いますね。
涼平 爽やかだよね。

――爽やかさは、デビュー当時から変わらない部分ですよね。15年目を迎えても、ずっとフレッシュであり続けているという。そこがw-inds.のすごいところだなって。
慶太 ずっとモチベーションが下がってないんですよ。ダンスに関しても、歌に関しても、いい意味で、仕事になっていないといいますか。ありがたいことに、自分たちの追及したい音楽をやらせてもらえる環境にずっと置いていただけているので、少年のような心でずっと歌を歌えるし、パフォーマンスできるし、楽曲を制作できていると思うんです。
龍一 どんなときも音楽が中心だからね。家族と電話しているときでさえも、頭の片隅に音楽のことがあるし。
涼平 僕も、自分では気づいていないんだけど、プライベートでも、つい体が動いてたり、自然と気持ちが音楽へ向かっていて、友達とかに怒られたこともあるし(笑)。
龍一 わかる! つねに心、ここにあらずというか。下手したら夢の中でも音楽が中心だったりするし。
慶太 さすがに俺は、夢の中まではないかも(笑)。
龍一 夢の中で、俺、慶太に怒られたから(笑)。内容は忘れちゃったけど、音楽に関することで、慶太にこっぴどく叱られたこと覚えてるし。
慶太 夢の中ででしょ。なのに、ずっと覚えてるって(笑)。
龍一 それだけ慶太は、音楽と常にストイックに向き合っているという。
慶太 これは3人に共通していえることだけどね。
龍一 慶太のすごいなって思うところは、デビュー当時から、これはやりたくないってことは、ちゃんと主張するんですよ。
涼平 とんがってたよね。
慶太 でも、一時期、俺、おとなしくなったなって思った時期があって。

――それっていつごろ?
慶太 多分、4,5年前ぐらいじゃないかな。人に意見を譲ったりするのが平気になっていて。
龍一 あったね~。急に慶太が丸くなって、どうしちゃったんだって。
慶太 でも、結局そんな自分が嫌になって、自分の思うことを素直に言おう、自分のやりたい音楽を目指そうって。

 

デビュー15年のw-inds.、これまでの活動を振り返る(2/2)

仲間がいたから、ここまでいろんなものを乗り越えられた

  • w-inds.

    w-inds.

――ちょうど10周年を迎えたあたりですね。年齢的にも、ちょうど大人の男性に変貌を遂げる時期であったんじゃないかと。
慶太 それを最初は受け入れていたんだけど、やっぱりこれは自分らしくないって、我慢できなくなったんですよね。

――それがいつまでも変わらない少年のような心につながっているのかと。
涼平 確かにそれはあると思いますね。
龍一 でも、僕も起伏は激しいですから。
慶太 見た目の変化といい、確かに一番龍一君がわかりやすいかもしれない。

――逆に、一番わかりにくいのが涼平君?
慶太 わかりづらいですね(笑)。

――涼平君は、リーダーでもあり、グループとしてのバランスを考えて、あえて自分の気持ちを抑えているとか?
涼平 いや、そんなこともないと思うけど。

――言葉に発しなくても、自然と周りの空気を読めちゃうというか。
慶太 それはあると思う。
涼平 きっとそれはこの2人だからだと思いますね。基本、2人と考えていること、w-inds.に対する思いに関してもズレや違和感を感じることがなかったので、そこで僕がわざわざ前に出る必要がなかった。

――みずから引っ張っていくタイプではなく、俯瞰から見ているリーダーですよね。
涼平 最初は無理やり2人に押し付けられた形だったんですけど(笑)。
龍一 でも、涼平君以外、リーダーは考えられなかったですから。

――ちなみに3人の関係性は、デビュー当時と比べてどうですか?
慶太 まったく変わってないと思いますね。最初から言いたいことを言ってたし(笑)。
龍一 当時はちょっと照れがあったかもしれないけど、とくに気を遣うとかっていうのはなかったよね。
涼平 そうだね。まあ、10代の頃は慶太の暴走に対して、2人が止めるっていうのはあったけど(笑)。
龍一 正確に言えば、止まるまで待つという(笑)。
慶太 すごい忍耐強い2人だと思いますね(笑)。この2人じゃなかったら、今頃どうなっていたか。
龍一 途中であきらめていた可能性もあるし。

――15年続けてこれたのは、3人だったことが大きいと思いますか?
龍一 それが15年の答えじゃないですかね。
涼平 僕もひとりでは絶対無理でしたね。仲間がいたから、ここまでいろんなものを乗り越えられてきたと思いますし。
龍一 それは、メンバー、スタッフはもちろん、ファンの人に対しても同じことが言えると思いますね。
慶太 音楽に対して好き勝手、わがままにやらせてもらってきているのに、ファンの人たちが受け止めてくれるからこそ、この15年間w-inds.としてやってこれたと思いますし。
涼平 本当にw-inds.のファンの人たちってすごいな、器でかいなって、改めて思いますね。
慶太 ファンの人たちも音楽に対していい意味で貪欲といいますか、新しいものを吸収しようと思ってくれているから、僕らが出したアイディア、それまで見せてなかった世界を表現しても、100%大丈夫だっていう安心感、信頼関係があるし。
龍一 それも、ここ数年で確信に変わった気がしますね。

――デビュー当時は、イメージ的にアイドルに近い部分もあったと思うのですが、アーティストとしてw-inds.が進化していくなかで、そのような確信を得るまで、ファンの人が離れてしまうんじゃないかという不安はなかったですか?
龍一 僕らというよりは、周りが脅してきたよね(笑)。
慶太 でも、いつまでもそこにいられるわけではないこともわかっていたし、常にその先の未来を僕らは考えていたので、周りに脅されようが(笑)、意思を変えるつもりはなかったです。同じことを続けていくことが安全な道だという人もいたんですけど、自分たちがやりたいことを捻じ曲げて安全策を取るんだったら、いっそのこと危険な橋を渡ったほうがいいって。とはいえ、危険だと感じることは一度もなかったですけどね。
涼平 僕自身、絶対こうじゃなきゃダメって、縛られるのが苦手で。でも、w-inds.って、いい意味で流動的だし、柔軟性があるから、ここまで続けることができたと思うんです。w-inds.=バキバキに踊るグループっていうイメージを持っているかたが多いかもしれないし、それを自分たちでも発信してきた感はあるんですけど、ダンスだけじゃないw-inds.の多面性をこれからもっと打ち出していけたないいなって思いますね。

できる限りは続けたい

  • アルバム『Blue Blood』【初回盤】

    アルバム『Blue Blood』【初回盤】

  • アルバム『Blue Blood』【通常盤】

    アルバム『Blue Blood』【通常盤】

――15年目、つい最近10周年を迎えたような感じで、あっという間ですが、心境や環境の変化はありますか?
慶太 今までの話にも通じるんですけど、自分の意見を貫くという思いがより強くなりましたね。きっとこの世で僕の意見を曲げれらる人物はいないんじゃないかってぐらい(笑)。
涼平 うん、いないね(笑)。
龍一 慶太の嗅覚、第六感的なところは、この5年間でより研ぎ澄まされたと思うし、慶太の言っていることに説得力もあるから、誰も曲げられないという。
涼平 決して間違ったことを言っているわけではないからね。慶太の意見にみんなが賛同できるから、よし、これで行こう! って、GOサインが出せるし。
龍一 僕も自分の感覚、センスを信じて、これまでやってきたんですけど、これだって納得のいくものにたどり着くまで、幾度となく微調整を重ねて、やっとここまでこれたのかなって。だから、ここ2年が一番幸せですね。もちろんそれまでも楽しいこと、嬉しいこと、つらいこと、いろいろ経験してきましたけど、『Timeless』のツアーが終わったときに、あまりにも見える景色が気持ちよすぎて、心の底から今の現状に対して、幸せだな~って実感することができたんですよね。
涼平 あと、この5年で、それぞれがソロとして活動するようになったのは、環境、心境ともに大きな変化だったと思います。それまでは、w-inds.として、どう魅せるか、3人のバランスを考えながら自己表現をしてきたのが、ソロ活動では、そこを抜きにして、自分のやりたいことをそのまま表現するという。

――またソロで経験したことが、w-inds.に還元されるという、相乗効果が生まれるわけですしね。
龍一 グループとしてもそうだし、精神衛生上、より一層風通しがよくなりましたね。
涼平 もともとまったく個性が違う3人ではあったのですが、以前にも増してその個性が強調されるようになったことで、w-inds.としてのトライアングルがさらに強靭なものとなったと思います。
龍一 自分のなかでは、昨年の『Timeless』でw-inds.の集大成をみせたつもりだったんですけど、それを超える『Blue Blood』というアルバムが完成して、何より15年前の自分たちが驚いているんじゃないかなって(笑)。『Blue Blood』というアルバムを作れるグループになれるなんて、当時の3人では想像もできなかったと思うんですよ。でも、15年前から、それそれがソウルとかブルースとか、ブラックミュージックとかが好きで、それらを共有していたと思うと、じつは『Blue Blood』の光、片鱗がそのときから見えていたのかなって。
慶太 そもそもw-inds.がいまだに存在しているとは当時は思っていなかったですし。
涼平 3年ぐらいで終わると思ってましたから。
慶太 『Another World』を完成させたときも革新的だなって思っていたけど、まさかそのときは、それを超える『Blue Blood』ができるとは思っていなかったし。もしかしたら、つねにあと3年ぐらいっていう気持ちで、こうして15年間続けてきたのかもしれないですね。

――これから20周年にむけての展望を教えていただこうかと思っていたのですが。
涼平 できる限りは続けたいです。
慶太 確実に言えるのは、3人とも音楽が中心にあるっていうのは、この先もずっと変わらないと思います。

 

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